2019-12-03 第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
米国オバマ政権が参加を決定しておりましたTPPについて、トランプ政権において離脱を表明したわけでありますが、この点については、私とライトハイザー通商代表との間で行いました昨年の四月からのマーラ・ラゴで決まりましたFFR、フリー・フェア・アンド・レシプロカルの頭文字を取ったFFRの協議、そしてまた、昨年の九月の日米共同声明に基づいて本年四月から本格化しました日米貿易交渉におきまして、米国にとってもTPP
米国オバマ政権が参加を決定しておりましたTPPについて、トランプ政権において離脱を表明したわけでありますが、この点については、私とライトハイザー通商代表との間で行いました昨年の四月からのマーラ・ラゴで決まりましたFFR、フリー・フェア・アンド・レシプロカルの頭文字を取ったFFRの協議、そしてまた、昨年の九月の日米共同声明に基づいて本年四月から本格化しました日米貿易交渉におきまして、米国にとってもTPP
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカとの交渉、話合い、昨年四月、マーラ・ラゴ以降、私とライトハイザー通商代表との間で、まず日米の貿易交渉に入る前に、いわゆるFFRと、フリー・フェア・アンド・レシプロカル、この頭文字を取ってFFRと、この話を行いまして、また、昨年九月の日米共同声明に沿って今年の四月から開始をしました日米貿易交渉、相当な数の交渉、話合いをライトハイザー代表、そしてアメリカ側とやってきておりますが
それが、これはFFR、フリー・アンド・フェア・アンド・レシプロカルですか、そういう対応。それで、これは何と呼ぶかというと、日米貿易協定と言っている。全然アルファベットにしていないんですよ。 僕は、これは第二TPPだと思います。TPPは、トランス・パシフィック・パートナーシップ・アグリーメントです。
当時は、FFR、フリー・フェア・アンド・レシプロカル・トレード、こういう枠組みを始めまして、そして、昨年の九月の二十六日に、共同声明によりまして、この貿易交渉を始める。そして、この段階から二段階で行うということにしておりまして、まずは物品貿易、同時に、早期に成果が得られる分野について協議をする。
○茂木国務大臣 この日米の貿易協定を振り返ってみますと、昨年の四月、マーラ・ラゴでの日米首脳会談におきまして、私とライトハイザー通商代表、この間で、当時はFFRと呼んでおりましたが、この議論を始めるということで、昨年の九月二十六日に、日米共同声明によりまして、今回の交渉、スタートをすることになったわけであります。
なぜTAGと言ったのかなというふうに思うわけだけれども、それは、安倍総理が昨年の日米貿易協議、FFRですね、このときに、日米FTA交渉と位置付けるものではなく、その予備交渉でもないというふうに言ったわけですよ。その言ったことと整合性を持たせるために、いや、今度は物品なんだと、包括的なFTAとは違うんだと、で、TAGと言ったんじゃないのかなと思うんですね。
米国第一主義を掲げるトランプ政権が一方的な制裁をちらつかせて日本と二国間FTAを結びたいと迫る中、安倍政権は、日米間の通商協議、FFRに応じました。 この協議について、六月の本会議での私の質問に、茂木大臣は、FTA交渉でもなければその予備交渉でもない、双方の利益となるような様々な成果が考えられると答弁しました。 ところが、結果はどうか。本年九月、米国との二国間貿易協議の開始に合意しました。
その上で、これまでFFR協議について、FTA交渉でもFTAの予備協議でもないと総理も言ってきた。この理由は、国内の農林漁業者の皆さんにTPP以上の関税引下げが行われるのではないかという懸念があったためであります。そういうことも御理解いただければと思います。
そして、これ作るに当たりまして、アメリカ側のライトハイザー通商代表とも、日本の場合、例えばTPPであったりとかFFR、FFRはトークス・オン・フリー・フェア・アンド・レシプロカル・トレード・ディールズと、こういう長い名前なんですけれど、日本は基本的にこういったものを三文字に略すと。ですから、日本としては、今回、この交渉についてTAGと呼ぶと、このように話を、説明をしてございます。
○国務大臣(茂木敏充君) FFR、フリー・フェア・アンド・レシプロカルと、この頭文字を取りまして、この四月に日米首脳会談で合意をいたしました、日米間で自由で公正な、かつ相互的な貿易を促進するための対話ということでスタートいたしました。そして、その協議を通じまして、私とライトハイザー通商代表との間で合意をし、今回、日米物品貿易協定、TAGの交渉を開始することで合意をいたしました。
○徳永エリ君 茂木大臣にお伺いいたしますけれども、茂木大臣とUSTRのライトハイザー代表との間で行っていたFFR、このFFRとTAG交渉との関係はどうなっているんでしょうか。また、麻生財務大臣とペンス副大統領との間で行われている日米の経済対話とこのTAGとの関係について、ここを整理して御説明をいただきたいと思います。
そうした中で、私が、これまでFFR協議について、FTA交渉でもFTAの予備交渉でもないと申し上げてきた最大の理由は、国内の農林漁業者の皆さんにTPP以上の関税引下げが行われるものではないかとの懸念があったためであり、農林水産業は必ず守り抜くとの思いから申し上げてきたものであります。
そうした中で、私がこれまでFFR協議についてFTA交渉でもFTAの予備協議でもないと申し上げてきた最大の理由は、国内の農林漁業者の皆さんにTPP以上の関税引下げが行われるのではないかとの懸念があったためであり、農林水産業は必ず守り抜くとの思いから申し上げてきたものであります。
他方で、私がこれまでFFR協議についてFTA交渉でもFTAの予備協議でもないと申し上げてきた最大の理由は、国内の農林漁業者の皆さんにTPP以上の関税引下げが行われるのではないかとの懸念があったためであり、農林水産業は必ず守り抜くとの思いから申し上げたものであります。
そうした中で、私がこれまでFFR協議についてFTA交渉でもFTAの予備協議でもないと申し上げてきた最大の理由は、国内の農林漁業者の皆さんにTPP以上の関税引下げが行われるのではないかとの懸念があったためであり、農林水産業は必ず守り抜くとの思いから申し上げてきたものであります。
FFRで今後どういう議論がされるかということにつきましては、先ほど大臣が申したとおりでございまして、農業について決して国益を損ねることのないようしっかりとやっていくということに尽きると思います。
○大臣政務官(上月良祐君) FFRの交渉については今、茂木大臣からお答えしたとおりであります。日本国としては是非TPP、11じゃなくて12に戻ってきてほしいというふうに思っているわけですから、そのことも含めてこれからしっかり交渉していただくことに尽きると思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) FFRの具体的な議論の対象、いわゆるTORについてでありますが、これは日米の事務方で調整中でありますが、我が国としては、TPPが日米両国にとって最善であり、御指摘いただきましたように特に農産品についてはTPPで合意したラインが最大限であると考え、こうした立場を踏まえて議論に臨んでいきたいと思っております。
今後、茂木大臣は、アメリカとFFRの交渉に携わられるわけであります。今後、よりタフな交渉が必要になるという前提の下で、どうか国益を守るために、茂木大臣におかれましては、冷静かつ慎重に交渉に挑んでいただきたいというふうに思いますので、お願いを申し上げておきます。 次に、食の安全問題について触れていきたいと思います。
いずれにしましても、日本はFFRなどにおいてかなりタフな交渉を強いられることになってくると思われます。安倍総理として、今後のアメリカとの交渉上の戦略としてTPP11をどのように位置付けていらっしゃるのか、御見解をお願いします。
○政府参考人(澁谷和久君) 日米というのはFFRのことだと思いますけれども、FFR、議題そのものも含めてまだ調整中でございます。どういう議論をするかということも含めて、これからの議論ということでございます。
めるべきところは攻め、そしてまた譲るべきところは譲りというところの接点を探ってTPPをまとめてきたわけでありますけれども、この自由と公正なルールというこのTPPが本来追求している、そういうことに対して今米国が離脱を表明しているというこの状況の中で、日本はTPP復帰を米国に働きかけてきているわけですけれども、ただその成果というのは出ていないというふうに見えるわけですが、本年四月、先ほどからも出ておりますけれども、FFR
○国務大臣(茂木敏充君) 四月のマーラ・ラゴでの日米首脳会談で合意をいたしました自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議、トークス・フォー・フリー・フェア・アンド・レシプロカル・トレード・ディールズ、FFRと呼んでおりますが、これは、日米間の貿易や投資を更に拡大をさせて、公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域を実現するための方策について議論するものであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 横山委員から御指摘のありました自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議、FFRと、このように呼んでおりますが、これ日米双方の利益となるように、日米間の貿易や投資を更に拡大させ、そして公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域を実現するようなことを目的にしております。ですから、バイで交渉いたします。
本年四月の日米首脳会談におきまして、茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で、今御指摘のありましたFFR、自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議、これを開始することで合意をいたしました。
○国務大臣(茂木敏充君) FFRの場、今後具体的なアジェンダといいますかTOR、これは両国間で調整をしていくということになるわけでありますが、そういった場におきまして、我が国として自由貿易のルールの重要性、さらには自由貿易体制を守ることの重要性、そしてTPPの持つ意義、さらにはこのTPP、世界で最もグローバル化、さらには技術革新進んでいるのはアメリカであります、間違いなく。
それで、今度またライトハウザーさんとFFRという場でいろいろなお話をされる中に、当然自動車というのはこれは含まれるということでよろしゅうございますね。
この新たにFFRが、もう日米経済対話も設置されている、いろんな交渉が行われている中でFFRを設置する明確な理由というものをやっぱり述べてもらわないと。中身のことについてあれこれ具体的に聞いているわけじゃないんですよ。でも、明確なその違い、設置する目的、全然分からないですよ。もう少ししっかり答弁してください。
○政府参考人(林禎二君) 日米経済対話につきましては引き続き継続してまいりますけれども、特に今回、日米間の貿易、投資を拡大させていくという目的で新たにFFRというものが場が設けられたものでございます。
その際に、経済や貿易に関して、新しい枠組み、FFRの場で議論していくこと、茂木大臣とライトハイザー米国通商代表との間で第一回会合を七月に開催する方向で調整していくことを確認したということであります。 日米経済対話の中で、我が国は米国から何を要求されているのか。
これに対して、政府が、米国のTPP復帰を待つとしながら、新たな日米通商協議、FFRの七月の開始に合意したことは重大です。 米国が三月に公表した外国貿易障壁報告書は、日本に多くの要求を突き付けています。そこには、農産物の関税やセーフガード、残留農薬基準、食品添加物規制、自動車の安全基準、薬価制度等々、国民の命と暮らしに関わる項目がずらり並んでいます。
政府は、前回の委員会で、このFFRは日米FTA交渉と位置付けられるものではなく、またその予備協議でもないというふうに断言されております。 このFFRで、ないし茂木大臣とライトハウザー通商代表との協議で、日米FTA交渉ないしその予備協議がなされることはない、こういう理解でよろしいでしょうか。
○浅田均君 具体的に調整されているということでありますが、これ、二国間FTAに何とか持っていかれないように、あるいはTPP12に戻す努力の一つとしてFFRというのを多分考えられたんだと思うんですが、フリー・フェア・レシプロカルですよね、FFR、これ、自由貿易協定の原理原則というのはこのフリー・フェア・レシプロカルだと思うんですが、あえてここでFFRとまたおっしゃっているというのは、僕にとってはちょっと
○浅田均君 お尋ねしたかったのは、当然そのFFR原則というのはFTAの中に含まれてしまうと僕は思うんですけれども、あえてこのFFRというふうな、協議のタイトルをFFRとされたのは、FTAとは違うと。
政府は、日米経済対話やFFRについて、日米FTA交渉と位置付けられるものではなく、その予備協議でもないと説明しています。ですが、これは誰がどう見ても、事実上の日米FTA交渉の土台となることが容易に想像できると思うんですね。 今後、これらの枠組みが利用されて、米国からTPPで譲歩をした以上の多種多様な要求を突き付けられることになるんではないかなと心配していますが、外務省、いかがでしょうか。
このうち、特に貿易と投資について担当閣僚を配置していくというものが今般設置された自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議、FFRでございます。これは、公正なルールに基づいて自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現するため、日米双方の利益となるように、日米間の貿易や投資を更に拡大させていくという目的で行われるものでございます。
○政府参考人(澁谷和久君) 先日、茂木大臣が御答弁したとおりでございまして、具体的なFFRの議論の対象は今後日米で調整していくということでございますので、先生の御質問にお答えするとすると、先生御指摘のあったような項目を議論の対象にするという合意もしておりませんし、対象にしないという合意もしていないということでございます。
その上で、私とライトハイザー通商代表との間で、自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議、いわゆるFFRを開始することで一致をいたしました。 今後、この協議の場を通じて、日米両国が日米経済関係及びアジア太平洋地域の発展にいかに協力をすべきか、多角的貿易体制の意義、そして自由貿易のルールを尊重する我が国の考えやTPPの持つ意義も含めて、建設的な議論を行っていきたいと考えております。
なお、米国との協議でFFRについては、これからまさに協議が始まるところでありまして、この段階で相手の主張等を予断することは差し控えたいと思っております。 いずれにしても、FFR、日米双方の利益となるような成果を求めるものでありまして、我が国として、いかなる国とも国益に反するような合意を行うつもりはございません。(拍手)
四月の日米首脳会談で合意した自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議、いわゆるFFRでありますが、これは、日米双方の利益となるように日米間の貿易や投資を更に拡大させ、公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域を実現することを目的に行われるものであります。